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1993 年度 実績報告書

界面接合部の強度評価に必要な試験片寸法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04650669
研究機関九州工業大学

研究代表者

寺崎 俊夫  九州工業大学, 工学部・物質工学科, 教授 (60029329)

キーワード異材継手 / 強度評価 / 試験片寸法 / レジン / せん断試験
研究概要

異材継手の接合部近傍に生じる応力分布に注目して,異種材料の界面接合強度を評価するために必要な試験片寸法を実験により検討した.研究対象として本年度はせん断試験を取り上げ,引張試験片で使用した機械的性質や物理的性質(例えばヤング率や線膨張係数)の相違したレジンと鋼の異材継手及び鋼のろう付継手を使用した.せん断試験においても接合材料の最小寸法の8倍以上の寸法を持った試験片で強度はほぼ一定になると思われるが,レジンと鋼の継手ではこの事実を確認できなかった.また,鋼のろう付継手においても,ろう材の厚みを制御する事が困難で,数値解析で得られた知見を証明できた実験値は得られなかった.今後,試験片作成方法を改良して,数値解析による知見を証明できる試験片を作成する必要がある.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 寺崎 俊夫: "異材接合界面の強度評価方法の提案" 日本金属学会誌. 57. 699-705 (1993)

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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