研究課題
1992年には北海道根釧の,1993年には九州久住山麓の草地に重点をおいて調査を行った。結果の概要は次の通りである。1)北海道では,気候条件の制約のもと相応のUTDNである。不良草種の侵入が問題。2)富士山麓では,集約に利用され,UTDNは比較的高い。ふん尿多用に伴い,過度の富栄養化と雑草繁茂が問題。3)久住山麓では,牧草地はUTDNが低い。草地面積に対して牛の頭数が少なく,乾草調製の低能率が主因。牧草地が野草地に遷移する傾向にあり,草資源が活用されていないことが問題。
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