| 研究課題/領域番号 |
04670004
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| 研究機関 | 千葉大学 |
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研究代表者 |
永野 俊雄 千葉大学, 医学部, 教授 (60009082)
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| 研究分担者 |
福田 康一郎 千葉大学, 医学部, 教授 (10009649)
前川 真見子 千葉大学, 医学部, 助手 (20181571)
豊田 二美枝 千葉大学, 医学部, 助教授 (60009751)
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| キーワード | アクチン細系 / 筋様細胞 / 精細管内圧 / 神経支配 / 精巣上体管の運動 |
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| 研究概要 |
実験動物の精細管・精巣上体管のアクチン細系をフアロトキシン染色し、蛍光顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡でしらべた。その結果筋様細胞(myoid cell)ではアクチン細系束が、ほゞ直角に束となって、配列していた。これは精細管の軸方向に、平行、直交して配列していた。この筋様細細のアクチンの配列を、ハムスター、マウス、ラットで比較した。その結果、ラットでこの直交配列が最も著明であった。共焦点顕微鏡で、セルトリ細胞基底部の結合装置にあるアクチン、筋様細胞、精細管外側のリンパ洞内皮細胞の輪郭を記録し、各々の面積比を出した所、動物による差は統計的に有意であった。電子頭微鏡で筋様細胞内のアクチン細系の走行もしらべた。
精細管、精巣上体管の神経支配を各種抗体【神経細系、P物質、カルシトニンジーン関連ペプチド(CGRP)、ニューロペプチドY、テロジン水加酵素、VIP 等】で免疫染色し、その分布の差をしらべた。
一方、ラットを用いて、ハローセン麻酔下で精細管・精巣上体管の運動をビデオにとり、管内圧力の変化を測定した。圧力は精細管で0.20H_2精巣上体体部で0.25H_2、尾部で0.2H_2であった。精管の目発運動はなかった。手滑筋細胞は、精細管は一層の筋様細胞であり、精巣上体頭部、体部、尾部と順次手精筋細胞の数を増す。
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