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1992 年度 実績報告書

血管平滑筋細胞のthromboxane A_2に対する反応の検討

研究課題

研究課題/領域番号 04670568
研究機関産業医科大学

研究代表者

高原 和雄  産業医科大学, 医学部, 講師 (30163306)

研究分担者 藤西 明子  産業医科大学, 医学部, 医員
古村 尚  産業医科大学, 医学部, 医員
河島 隆士  産業医科大学, 医学部, 医員
キーワード平滑筋細胞 / thromboxane A_2 / 細胞内Ca^<2+>反応
研究概要

I)細胞は牛冠動脈、大動脈中膜より平滑筋細胞をExplant法により培養した。
A)Primary Culture of Smooth Muscle Cell in Bovine Aorta Using Explant Method
8割方のExplantからSMCの遊出が認められるが、時に全く認められない時があった。原因は大動脈の新鮮度や不顕性感染等の影響と思われた。
B)Primary Culture of Smooth Muscle Cell in Bovine Coronary Artery Using Explant Method
Coronary SMCではCollagenase type1にて30分37℃ incubation。終了後FCSを加え酵素活性を止めることにより、内皮細胞を脱落させ使用した。以下の方法は、Aorta SMC Explant Methodにほぼ同様である。Coronary SMCはdamageに弱いため、HBSSにできるだけ浸すようにし乾燥やpHの変化からの防御が必要と考えられた。
II)細胞内Ca^<++>濃度の上昇の測定(ARGUS500二次元細胞内カルシウムイオン画像解析システムによる)
1)細胞を5μM furaIIAMと45分間37℃にてincubationを行う。
2)細胞内の残存furaIIAMを生食にてwash outする。
3)Thromboxane A_2 analogueである、U46619を2μM添加する。
4)このときのexcitation340nmの380nmの比を、ARGUS500を用いてカラー表示する(emission wave length:510nm)。
現在、Ca^<++>上昇反応が以上の系で得られているが、細胞の状態により必ずしも一定してはいない。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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