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1994 年度 実績報告書

MR(磁気共鳴)による骨髄動態の解析

研究課題

研究課題/領域番号 04670676
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

平敷 淳子  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60008589)

研究分担者 陣内 逸郎  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (70162823)
平嶋 邦猛  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (00165169)
天沼 誠  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (10212565)
渡部 恒也  埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (50056313)
キーワードMagnetization transfer contrast / 骨髄MRI / Magnetization transfer contrastratio / STIR
研究概要

1.高速STIR法を導入し、骨髄の画像化の至適パルス系列を確立した。長方形のFOV(field of View)を用いることにより腹壁からの呼吸によるアーチファクトの少ない良好な画像が得られた。これらの情報から血液疾患の骨髄MRIの客観評価を試みた。再生不良性貧血、多発性骨髄腫では高いsensitivity,specificityが得られたが、慢性骨髄性白血病や骨髄異形成症では約50%のsensitivity,specificityしか得られなかった。結果は医学放射線学科雑誌に投稿中である。
2.骨髄の画像化にMaganetization Transfer Contrast(MTC)を応用したいと考え、膝関節に応用した。膝関節硝子軟骨と関節液とのコントラストはMTC効果の違いを反映した信号変化を示した。結果は医学放射線学会誌に掲載された。
3.骨髄間質の画像化、骨髄の微小循環については検討中である。
4.P-31MRSについても検討中である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 天沼誠、渡部恒也、平敷淳子: "呼吸停止下GdDTPA持続静注による腎動脈の高分解能MRangiography" 日本医学放射線学会雑誌. 54. 292-294 (1994)

  • [文献書誌] 天沼誠、長谷川真、他: "GdDTPAを用いた呼吸停止下大動脈の3次元MRangiography" 日本医学放射線学会雑誌. 54. 1352-1358 (1994)

  • [文献書誌] 田村綾子、天沼誠、長谷川真、他: "Magnetization transfer contrast画像による膝硝子軟骨の抽出能の様" 日本医学放射線学会雑誌. 54. 77-79 (1994)

  • [文献書誌] 三輪史朗、青木延雄、柴田昭: "血液病学" 文光堂, 1813 (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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