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1992 年度 実績報告書

マイクロマシン技術の血管内治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 04670858
研究機関名古屋大学

研究代表者

根来 眞  名古屋大学, 医学部, 助手 (90115618)

研究分担者 高橋 郁夫  名古屋大学, 医学部, 医員
中林 規容  名古屋大学, 医学部, 医員
福田 敏男  名古屋大学, 工学部, 教授 (70156785)
キーワードマイクロマシン / シュミレーター / 形状記憶合金 / カテーテル
研究概要

本年はまずin Vitroモデル下の実験を行った。外部駆動型のカテーテルをマイクロマシンの技術を用いて試作した。これは5フレンチサイズのカテーテルの壁に50μの形状記憶合金ワイヤーを通し外部からの電気加熱によりカテーテルを屈曲させることに成功した。ワイヤーを複数個使うことにより多次元的に屈曲させうることが判明した。
さらにこれをin Vitroモデル下に使用するためin Vitroシミュレーターを開発した。
これは、血流ポンプを用いたin Vitroシュミレーターであり、これに脳動脈瘤及び脳動静脈奇形のモデルを装着し、in Vitroモデルとし、上記カテーテルの試用を行った。
なお、犬を用いたin Vitroモデルの実験は能動カテーテルの発生する熱の影響、ワイヤーのコーティングなどの技術的困難さがあり、施術するに至らなかった。
これらの問題を解決するための方法として水流による形状記憶合金部の冷却、また、カテーテルに形状記憶合金ワイヤー用ルーメンを設けることを検討している。
またコンピューターを用いた血管内シュミレーションを行い、カテーテルの挙動を観察する方式の開発も検討している。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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