| 研究課題/領域番号 |
04671022
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| 研究種目 |
一般研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
産婦人科学
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| 研究機関 | 帝京大学 |
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研究代表者 |
穂垣 正暢 帝京大学, 医学部, 教授 (60147105)
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| 研究分担者 |
山越 芳樹 群馬大学, 工学部, 助教授 (10174640)
山本 樹生 帝京大学, 医学部, 講師 (40167721)
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| 研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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| キーワード | 胎児心拍計測 / 胎動 / 胎児呼吸運動 / Quarature detection / 自己相関 / パルスドップラー信号 / 低減パルスドップラー信号 / 微少変位信号 |
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| 研究概要 |
前年度に引きつづいて空間分解能に優れたパルスドップラー装置(GE-YMS RT-3600)を用いてBモード画像に示された二次元空間上の任意の関心領域を設定し、その付近または、同一の超音波音線上にあるさらに4点を設定し、計5点から低速運動あるいは微小変位信号を抽出しその雑音成分と信号成分の経時的なモニターリングを行った。本年度は、このような瞬時的な微小変位を断続的に測定するのみでなく、同時記録しているBモード画像の上に変位信号を重畳し、関心領域の微小変位の3次元表示を試みた。しかし、信号にたいして雑音成分が多いのみでなく、信号成分そのもののが非定常変動をすることが、経時的な微小変位の変化に追従しないことが明らかとなった。この背景には、従来のアルゴリズムでは、超音波ビームの進行方向に一致して発生する散乱波のみがドップラー信号として認識され、超音波の進行方向に直交する成分はドップラー効果が出現せず、測定に寄与していなっかった。このような横方向のドップラー信号成分は子宮内胎児ではたとえば、母体の呼吸運動によってたえず目的胎児組織と超音波ビームの相対角度が変化するために、最初のBモード画像を描写してから次の画像を得るときまでに(1/20秒前後)母体腹壁との相対位置が変化し、目標とする胎児組織に超音波音線が入射する方向が微妙に変化している。単純にビーム進行方向に一致した成分の演算のみでは、微小変位信号を異なった時相で効果的に検出するのが困難である。この異なった時相での微小変位検出のためのアルゴリズムとして相互相関を利用した移動ベクトル推定法を検討した。さらに、この方法をもちいて時間軸情報を付加したBモード三次元画像の臨床応用を試みた。
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