ヒト顎下腺cDNAライブラリーをスクリーニングするためのプローブとしてP-Bのアミノ酸配列に対応する36マーのオリゴスクレオチド(PB36)を合成した。この36塩基のうち塩基の特定できない12部位についてはイノシンを用いた。PB36を^<32>pで標識し、これをプローブとして2×10^5個のヒト顎下腺cDNAライブラリーをスクリーニングしたが陽性スポットは得られなかった。 次に、5´末端側に制限酵素サイトを組み込んだ2組のプライマー、PQ+CとT_<25>を合成し 顎下腺cDNAをテンプレートとしてPCR増巾を試みている。現在、増巾物のサブクローニングを行なっている段階である。以後、クローン化されたプラスミドのインサート部分の塩基配列を、解析し、増巾物がP-B前駆体に対応するみのか否かを検討する予定である。
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