研究課題/領域番号 |
04680044
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
佐藤 浩 長崎大学, 医学部, 助教授 (50072947)
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研究分担者 |
岸川 正大 長崎大学, 医学部, 助教授 (80112374)
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キーワード | Virus / Laboratory animal / Penumoria / mouse / Rat / Sero-epidenriological method / PVM / HVJ |
研究概要 |
1.わが国で初めて分離されたウイルス株(31N、14-3)と標準株(No.15)を使用し、感染実験を重点的に行った結果、マウス(免疫正常乃至免疫不全を問わず)で肝片化、充血、さらに組織的に間質性肺炎像を呈した。マウス肺組織中におけるウイルス増殖を定量したところ、免疫正常マウスでは感染10日後で消退したのに比し、免疫不全マウス(ヌードマウス)では少なくとも感染21日後までウイルスを保有し続け、ウイルスキャリャーとしての重要性を示唆した。 また、ラットでも軽微とはいえマウスと同様な組織病理学的所見が得られ、今後ラットを使用した実験動物に対し要注意である結果を得た。今後さらに本ウイルス疾患の本態に迫る予定である。
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