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1992 年度 実績報告書

蛋白質の簡易型シークエンス・立体構造データベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 04680161
研究機関大阪大学

研究代表者

楠木 正巳  大阪大学, たんぱく質研究所, 助手 (90135749)

キーワード蛋白質 / データベース / 立体構造 / ワークステーション
研究概要

蛋白質の立体構造データベースPDB(Protein Data Bank)を文献やアミノ酸部分シークエンスなどをキーワードにして検索する汎用のシステムUNIXワークステーション上で構築することがこの研究の目的である。
平成4年度においては、DEC社のVAXコンピュータ上で動作する蛋白質立体構造データベース検索システムを完成させた。この検索システムではPIR(Protein Identification Resource)の蛋白質一次構造検索システムPSQ(Protein Sequence Query)コマンドを使った。このためにPDBデータをPSQコマンドで検索できる形式のデータベース構築システムをC言語で作成した。C言語を用いたのは各種コンピュータの間での移植性が優れているからである。PDBとPIRにおいては蛋白質のシークエンスの扱いが異なるが、両者のクロスレファレンスをとるためのテーブルを作成することによって解決できた。この検索システムにおいては、蛋白質名,著者,分解能などの文字データによる検索ができる他に、アミノ酸部分シークエンスを与えてそのシークエンスを持つ蛋白質の座標データを取り出すことができる。
本年度においてVAXコンピュータ上での検索システムを完成させたが、次年度においてUNIXワークステーション上でのシステムを構築する予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] M.Kusunoki: "PRENRL-3D:a Computer program for automatic creation of NRL-3D,Protein sequence-structure database from the Protein Data Bank" Protein Sequences&Data Analysis. 4. 333-336 (1991)

  • [文献書誌] 楠木 正巳: "タンパク質一次構造データベースの最近の動向" 化学. 46. 362-363 (1991)

  • [文献書誌] 楠木 正巳: "ジョージタウン大学NBRFでの蛋白質の一次構造立体構造データベースの研究体験記" 蛋白質工学基礎研究センターだより. 12. 40-46 (1991)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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