研究概要 |
トドマツの垂直分布に伴う遺伝的変異に関する研究をおこなうため,研究分担者は次の研究・とりまとめをおこなった。フィールドは主として東京大学北海道演習林のトドマツ標高別相互植栽試験地および展示樹木園において調査研究をおこなった。 (1)トドマツ標高産地試験18年間の結果(倉橋・木佐貫) (2)標高差に伴う材質(中村) (3)トドマツ標高別次代家系苗の植栽18年目にみられた諸被害(高橋・倉橋) (1)および(2)の内容については,第43回日本林学会北海道支部研究会で発表(1994年10月)した。 以上の結果から,トドマツ種苗配布地域に標高区分を導入する基礎的情報を明らかにした。
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