研究課題
モハメッド研究員は平成16年11月に来日し、大場指導教授の下で、下記の作業を行なった。1.温度成層制御装置の操作方法に関する検討気流の温度勾配は床面冷却パネルと気流加熱装置により作成し、汚染質拡散を抑制する安定流れと汚染質拡散を促進する不安定流れを風洞内に定常的に形成する。そのための最適な温度制御装置の操作方法を取得した。2.濃度データ取得のための風洞周辺機器の整備温度成層風洞で拡散実験を今回始めてスタートするので、濃度計測機器と実験ガス類が未整備である。実験室内で漏洩のないガス配管の実施及び濃度計測のプログラム作成した。3.数値シミュレーションのスタート商用コード フレーエントを用いて、矩形モデル廻りの拡散状況を標準型乱流モデルで解析し、風洞実験と比較した。4.学術誌への投稿学位取得時の拡散研究を「Wind Engineering and Industrial Aerodynamics」に投稿し、採択された。
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (1件)
J.Wind Engineering and Industrial Aerodynamics 93,2
ページ: 155-169