研究概要 |
(1)汎用の規則性カーボンマイクロコイルを種々の弾力性樹脂マトリックス中に分散・複合化させたCMCセンサー素子を作製し、作成方法を検討した。特に、微小・薄膜センサーの作成法を検討した結果、最小サイズのセンサー素子として、100x100x80μmのものが得られた。 (2)弾力性樹脂中への均一分散方法・配向法を検討した結果、遠心・脱泡法が有効であることがわかった。 (3)得られたセンサー素子の基本的センシング特性の評価を行った結果,微小センサー素子でも十分な触覚センサー特性があることがわかった。また、加重に対する出力特性、CMCの配向と出力特性との相関を明らかにした。 (4)センシング信号検出のために最も有効な電極形式を検討した。 (5)種々の刺激の定量的な印加法を検討した。
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