研究分担者 |
GRAEME O'kee メルボルン大学, 理学部, 講師
ROGER Rassoo メルボルン大学, 理学部, 講師
MAXWELL Thom メルボルン大学, 理学部, 教授
大槻 勤 東北大学, 理学部, 助手 (50233193)
須田 利美 東北大学, 理学部, 助手 (30202138)
今野 収 東北大学, 理学部, 助手 (90004449)
前田 和茂 東北大学, 理学部, 助教授 (20125652)
菅原 真澄 東北大学, 理学部, 教授 (30004287)
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研究概要 |
1) 平成6年7月、M.N.Thompson教授をリーダーとする3名のメルボルン大学研究者が東北大学に滞在し、東北大学の研究者と共同で^<12>C(γ,η)反応の共同実験を行った。中性子飛行距離を6mにとった非常に難しい実験であったが、高分解能のデータを得る事ができた。 2) 平成6年10月、東北大学より寺沢がメルボルン大学に滞在し、1ヵ月間オーストラリア側研究者と共同で、7月に測定した^<12>C(γ,η)反応実験のデータ解析を行った。本共同研究で制作した新データ処理システムで取り込まれたデータは、メルボルン大学の計算機でも問題なく既遺跡を行なえる事が確認された。多数の中性子測定器を用いた実験であったため、断面積の導出にまでは至らなかったが、中性子とガンマ線の分離が明確に行なわれ、多数の中性子事象を確認した。解析データを東北大学に持ち帰り、東北大学で解析を進めると共に、メルボルカ大学側でも独自に解析を進める事となった。 3)平成7年2月、大槻、伊藤(研究協力者)の2名がメルボルン大学に滞在し、^<12>C(γ,η)反応の解析を進めた。 4)本共同研究のメルボルン大学研究者、G.J.O'keefeが、前年度に測定された^<16>C(γ,η)反応の研究で、メルボルン大学より博士号を授与された。論文は現在、投稿準備中である。
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