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1994 年度 実績報告書

日中関係史上の浙江と日本

研究課題

研究課題/領域番号 05045008
研究機関関西大学

研究代表者

藤善 真澄  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (60067585)

研究分担者 王 宝平  杭州大学, 日本文化研究所, 副所長
王 勇  杭州大学, 日本文化研究所, 所長
永井 規男  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (00067604)
内田 慶市  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (60115293)
尾崎 實  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (10024986)
日下 恒夫  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (40067731)
宮下 三郎  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (70157642)
薮田 貫  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (80027987)
薗田 香融  関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (40067492)
大庭 脩  関西大学, 東西学術研究所, 所長 (50067451)
キーワード浙江と日本 / 留学僧 / 留学生 / 漢籍 / 和書 / 中国近代文学 / 漢方 / 杭州
研究概要

研究テーマ「佛僧の往来」「江戸時代の日中関係」「漢籍と和書の相互交流」「浙江人の日本留学と中国近代文学」の各ジャンルごとに、二回づつの例会発表を行ったが、若干名を除いてそれらの成果を総括して、本年度末、中国杭州大学において開催する国際シンポジウムで発表する予定である。その主な題目は研究代表者藤善の「入宋僧と杭州」をはじめ、大庭「1684年〜1728年の寧波船の動向」、薮田「寛政12年遠州灘漂着唐船について」、宮下「関于杭州府種痘科李仁山」、尾崎「杭州白話報の刊行をめぐって」、内田「江南製造局翻訳館とその周辺-西学東漸と日中欧の協同-」、これに新協力者の高橋「唐代の螺鈿と正倉院の螺鈿」、植木「産品(製造物)責任の中日比較」と杭州大学側からの研究分担者王勇「鑒真東渡動機新釈」、王宝平「上海時代的岸田吟香」を加えている。これらは日中両文で出版する予定であるが、本年度の総括であると同時に来年度へ向けた出発点にもなる。王勇は昨年7月『聖徳太子時空超越』(大修館書店)を刊行したが、王勇に藤善・大庭を加えた『日中文化交流史叢書』に本年度の成果が公表される。また、尾崎・内田による中国の『白話報』等の発掘調査は依然として継続中であり、「浙江潮」の整理も進んでいる。なお薗田は杭州西湖の西冷橋と和歌ノ浦との関係をめぐって『和歌ノ浦』(和泉書院)を刊行したが、藤善とともに天台山と日本佛教の関係を展開すべく資料調査と整理にあたっている。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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