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1993 年度 実績報告書

西ジャワおよび南九州における地域社会・生活・文化の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 05045019
研究機関鹿児島県立短期大学

研究代表者

岩切 成郎  鹿児島県立短期大学, 学長 (70041689)

研究分担者 WIWI Winangs  パジャジャラン大学, 準教授
ADE Surachma  パジャジャラン大学, 準教授
ADI Soermana  パジャジャラン大学, 準教授
MAMAN Rukman  パジャジャラン大学, 学長
斉藤 悦則  鹿児島県立短期大学, 助教授 (30149877)
岡本 紀子  鹿児島県立短期大学, 助教授 (30194400)
西村 貢  鹿児島県立短期大学, 教授 (00180646)
瀬戸口 照夫  鹿児島県立短期大学, 教授 (20106040)
細谷 章夫  鹿児島県立短期大学, 教授 (60123923)
橋口 晋作  鹿児島県立短期大学, 教授 (80106038)
小住 フミ子  鹿児島県立短期大学, 教授 (80071992)
キーワードインドネシア / 鹿児島 / 地域社会 / 異文化摩擦
研究概要

岩切・細谷・小住は8月、斉藤は11月、西村は12月にそれぞれインドネシアにて現地実踏調査を行った。(渡航時期を分散したのは、インドネシアの乾期と雨期のそれぞれを知るためである)。また、パジャジャラン大学学長であるママン・ルクマナは11月に鹿児島を訪れ、日本における異文化の受容と摩擦にかんする調査を行った。
斉藤は地域における家族の様態の研究を目的に実踏調査を行ったが、インドネシアが農村型社会から都市型社会へと高度成長の途上にあることを実感し、新たに形成されつつある都市中間階層の研究へとシフトした。この領域は農村研究に比べて、研究蓄積が質量ともに不十分であるからでもある。斉藤はインドネシアにおける大学進学率が10%近くにまで上昇していることに着目し、大卒者のその後の生活様式と思考形態のありさまを面接調査した。
西村は地方財政の状況の分析研究を企図していたが、インドネシアにおける日本企業あるいは日系企業の活動の状況と問題点の研究へと力点を移動した。それは鹿児島の実業界の要請でもあり、産学協同の実をあげることを重要視しての変更であった。西村はいくつかの企業を訪問し、経営者との面接調査を展開するとともに、政府統計局の幹部とも面談して、重要な資料を数多く入手した。
岩切と小住はこれまでの研究をさらに深めるべく、農村部に入って新たな資料の収集に努めた。
細谷はイスラム文化圏である西ジャワの風俗と芸能を、ヒンズ-文化圏と比較する視点で調査を行った。

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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