研究課題/領域番号 |
05101002
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
福来 正孝 京都大学, 基礎物理学研究所, 助教授 (40100820)
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研究分担者 |
関口 真木 国立天文台, 助手 (40216528)
池内 了 大阪大学, 理学部, 教授 (90025461)
土居 守 東京大学, 理学部, 助手 (00242090)
岡村 定矩 東京大学, 理学部, 教授 (20114423)
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キーワード | モザイクCCD / 自動天体解析ソフトウェア / サーヴェイ観測 / 測光観測 |
研究概要 |
(1)CCDカメラの制作、ARCより納入のテクトロニクス社2048×2048大型CCDの特性試験を実施し(此は多大の労力を要する作業である)用途に耐える15ヶを得た。此CCDチップは特別製品に付き性能のバラツキが大きく基準を満たさないものは返品した為予定外に時間を要したが漸く本年度予定分を入手し(1994年2月)CCDカメラ機械部分の制作に掛っている。此と平行してCCD駆動・読出し用の電子装置は其プロトタイプを制作・試験を終了しており現在必要台数を揃えつつある。 (2)CCDカメラに取付ける光学フィルターに関しては5色中4色の制作を終え特性曲線測定の結果満足のいく結果を得ている。 (3)銀河・星データを模擬生成するシミュレーターは第一号が完成しており以下のソフトウェア開発に用いつつある。シミュレーターは我々の知識の進歩、必要度に応じて順次更新される。 (4)CCDデータより天体を識別するソフトウェア(Find-Object)は第一号、第二号版が完成、性能試験を終了している。星、銀河の識別ソフトウェアは幾箇かの異なるソフトウェアを作成し性能試験中である。 (5)分光標的選定に関しては、其ソフトウェア選定に必要なアルゴリスムを開発し、最も簡単な場合に関しては結果を得ている。
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