研究課題/領域番号 |
05151051
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
高月 清 熊本大学, 医学部, 教授 (80026830)
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研究分担者 |
三好 勇夫 高知医科大学, 教授 (30033088)
山口 一成 熊本大学, 医学部・附属病院, 講師 (20128325)
荒木 弘一 琉球大学, 医学部, 教授 (40040604)
出雲 周二 鹿児島大学, 医学部, 講師 (30143811)
上平 憲 長崎大学, 医学部・附属病院, 講師 (80108290)
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キーワード | HTLV-I / ATL / HAM / TSP / ぶどう膜炎 / HTLV-Iキャリア |
研究概要 |
1)HTLV-Iぶどう膜炎がATL、HAM/TSPに次ぐ第3のHTLV-I関連疾患として疫学および臨床眼科学上確立し、ウサギを用いた動物モデルが提示された。2)環境要因によるHTLV-I活性の増強効果が調べられた。3)キャリアのHTLV-I感染細胞数、ウイルス発現が調べられた。4)HAM/TSP患者230名を定期的に観察し、HAM/TSPでは発症後しばらく進行し、その後は明らかな進行を認めない慢性期に移行することが示唆された。5)HTLV-Iの世界的拡がり、HTLV-I亜型の研究は、南米、パプアニューギニア、中国、ロシアなどとの協同研究ですすめられている。 このように本プロジェクトにおいて 1)拠点を決めてHTLV-Iキャリアの追跡研究は着実に成果をあげている。 2)第4、第5のHTLV-I関連疾患へのアプローチが期待される。 3)海外のHTLV-I感染地域との交流を通じて疾患の比較研究も望まれる。
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