研究課題/領域番号 |
05238101
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
大谷 俊介 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 教授 (60023735)
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研究分担者 |
金子 洋三郎 東京都立大学, 名誉教授 (30086988)
松澤 通生 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (10010943)
市川 行和 宇宙科学研究所, 共通基礎研究系, 教授 (20013667)
山崎 泰規 東京大学, 教養学部, 教授 (30114903)
小林 信夫 東京都立大学, 理学部, 教授 (30087100)
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キーワード | 多価イオン / 原子物理学 / 総括班 |
研究概要 |
1.ニュースレターの発行 NO.93-1,NO.93-2 ここでは、各計画研究の進捗状況、総括班議事、研究会開催案内などを記事にして、関連研究者に配布した。 2.研究会、検討会の開催 全体研究会 1回、理論研究会 1回、計画研究関連研究会 5回、技術検討会 6回をそれぞれ開催し、有益な情報交換の場を提供した。 3.公開シンポジウムの開催 『多価イオン原子物理学』公開シンポジウムを開催した。計画初年度ということで、会合の内容を成果報告会とせず、新しい多価イオン源の開発状況および、宇宙・プラズマを含めて自然界における多価イオンの関与する重要な現象のいくつかに話題を限定てし、それぞれ充実した内容の講演を集めた。(出席者 約70名) 4.本領域に共通する技術開発 上記2における技術検討会を通して、新たに開発が必要とされる項目、特に、同時計測を目的とした2次元粒子・光子検出器およびデータ処理系の開発などに関し、総括班として重点的に推進を図った。そのために、開発に必要とされる回路・真空部品などの消耗品を購入し、研究分担者に配布した。 5.海外交流事業 多価イオンの原子構造を系統的に計算する必要があり、そのために、当研究分野で先駆的に研究を行っているアメリカ・カンサス州立大学から二人の研究者を招へいし、協同研究を行った。また、本領域で開発を行っている多価イオン源の設計とそれを用いた研究を推進するために、アメリカ・ローレンス・リバモア国立研究所において総括班の分担者が研究打ち合わせを行った。
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