• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1993 年度 実績報告書

多価ECRイオン源のX線分光による診断

研究課題

研究課題/領域番号 05238202
研究機関東京大学

研究代表者

関口 雅行  東京大学, 原子核研究所, 助教授 (10013393)

研究分担者 服部 俊幸  東京工業大学, 原子炉研究所, 助教授 (50134648)
小牧 研一郎  東京大学, 教養学部, 教授 (40012447)
キーワード多価イオン / ECRイオン源 / X線測定
研究概要

本年度は、まずECRイオン源から放出されるX線の全体像の把握とその測定方法の確立に重点を置いた。そのため、原子核実験で使用されている大容積のGe(Li)検出器を用いて、
(1)ECRイオン源動作中に、検出器前方のコリメーターを通らずに、部屋の壁、床その他の実験機器から反射して来て検出器に入るX線量を無くすシールドの配置を検討して、これらのX線量を実質上無視できるようなシールド方法を見い出した。
(2)予備的測定として、1MeV程度までの広いエネルギー範囲のX線スペクトルの測定を行った。イオン源をAr^<8+>とAr^<10+>とに調整した時のX線量が、数10keVから数100keVの範囲で大巾に異なることがわかった。
来年度は、この方向で更に詳細な測定を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Sekiguchi: "ECR Ion Source Development at INS" Proc.11th Iut.Workshop on ECR Ion Sources. 46-51 (1993)

URL: 

公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi