研究課題/領域番号 |
05241103
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
堂下 修司 京都大学, 工学部, 教授 (00025925)
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研究分担者 |
中川 聖一 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (20115893)
白井 克彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063702)
溝口 理一郎 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
田中 穂積 東京工業大学, 情報理工学研究科, 教授 (80163567)
新美 康永 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (00026030)
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キーワード | 音声対話 / 音声処理 / 自然言語処理 / 概念・知識処理 / 対話モデル / 論理・パターンの統合 / 認知モデル / 対話コーパス |
研究概要 |
本重点領域研究は、音声による対話のメカニズムを解明し、音声科学・言語科学・知能科学・認知科学的モデルを構成し、それを計算機の上に対話理解生成システムとして具体化することを目的とする。ここでは、従来個別的に行われてきた音声、言語、知識・概念の各レベルの研究の一層の高度化とともに、それらを貫く共通的原理である対話の観点から包括的にとらえていく。 総括班として、本重点領域研究全体にわたり、研究を推進するための方向づけ・企画・調製・共通事項の策定・相互の交流・研究成果の公表・評価などを行った。 1.総括班会議を4回開催し、全大的方針を策定した。 2.全体研究集会を開催し、研究方針の説明・研究成果の報告を行なった。なお、2回開催する予定であったが、阪神・淡路大震災による被災や直後における交通機関まひのため、1月20日・21日に予定していた全体集会はやむをえず中止とし、次年度の始めに計画することとした。 3.公開シンポジウムを開催(11月)し、本重点領域の成果の発表、外国人1名を含む招待講演、パネル討論を行なった。 4.チュートリアルを行い、異分野のメンバー間の意思の疎通を図った。 5.ニュースレターを6回発行し、メンバー相互の連絡・交流を行なった。 6.音声言語処理国際会議(ICSLP94)において、本研究の成果のデモンストレーションを行なった。 7.各研究者・各班をまたがる共通的な問題である「音声対話コーパス」と「対話表現における多様性」についいて、ワーキンググループで活動を行なった。 8.年次報告書、及び外国向けの英文概要を作成し、配布した。
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