研究課題/領域番号 |
05243104
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研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
野村 亨 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (60087393)
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研究分担者 |
池田 清美 新潟大学, 理学部, 教授 (40011548)
片山 一郎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30028237)
佐藤 勝彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00111914)
大塚 孝治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (20201379)
石原 正泰 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40013396)
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キーワード | 短寿命核 / 中性子過剰核 / 超重元素 / 天体核反応 / 超新星 / R-過程 / 放射能注入 / インビームメスバウアー効果 |
研究概要 |
本研究は、平成5-8年度に実施された重点領域研究「短寿命核ビームの科学」の研究成果をとりまとめることを目的としたので、下記の作業過程を経てこれを実施し、約3500ページの研究成果報告書として出版・公表した。また、この作業においてこれまでの成果を集中的に検討し直し、それらを通じて関連科学の将来の研究指針を明確にし得たのも重要な成果である。これにより、上記重点領域研究により得られた、新しい多くの知見の現在及び将来的位置付けが明瞭になった。例えば、中性子過剰核研究の意義(元素合成過程におけるR-過程との関わり等)、中性子ハロ-核と天体における中性子捕獲率、不安定性に伴う多自由度量子系の力学理論、中性子過剰核ビームによる真の超重元素合成法、短寿命核による天体核反応と新星、超新星爆発機構と誕生時中性子性、短寿命核ビームによる新しい物質科学の研究方法とその将来的展望(例えば、インビームメスバウアー効果)等があげられる。 研究成果の取りまとめ法等 上記の重点領域研究においては、主要研究項目として、A01:極端状況下の原子核の構造と相互作用(原子核物理学)、A02:元素の起源と宇宙の進化(天体核物理学)、A03:高速放射性イオンによる物質科学の研究、X00:短寿命ビームの科学「総括班」が設定されていた。A01-A03は専門的には異なる分野であるため、その調整に常に留意しつつ、以下の作業を行った。(1)学会、研究会等の折に研究代表者及び分担者かるなる会議を開催し、成果の取りまとめの方針を作成するとともに、検討すべき重要問題点を洗い出した。(2)それに基づいて各研究班において、研究成果をレビューし、問題点や今後の研究方向等の検討を深めた後、成果報告の執筆者を決め、計画研究及び公募研究の全論文のリスト及び別刷等の集約をはかった。(3)まとめられた研究成果は、事務局及び研究分担者会議等によってさらに検討を加え、編集・印刷した。[4]印刷された研究成果報告書を、全ての研究代表者・分担者及び関連する研究者に配布した。
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