研究課題/領域番号 |
05244104
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
坂部 知平 筑波大学, 応用生物化学系, 教授 (30022601)
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研究分担者 |
大沢 文夫 愛知工業大学, 教養部, 客員教授 (50022497)
江橋 節郎 岡崎共同研究機構, 生理研, 名誉教授 (10009863)
京極 好正 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (90012632)
三井 幸雄 長岡技術科学大学, 生物系, 教授 (40012637)
芦田 玉一 名古屋大学, 工学部, 教授 (10029936)
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キーワード | 放射光利用 / 蛋白質結晶構造 / ダイナミックス / 時分割ラウエ / 国際 / シンポジウム / ニュースレター / Photon Factory |
研究概要 |
総括班会議を公開シンポジュウムに併せて2回開催した。4月にPFで時間分割ラウエワークショップ、7月には東京大学で公開シンポジュウム、11月には国際公開シンポジュウムを福山で開催した。出席者はPFは29名、東京では101名、福山では86名であった。福山のシンポジュウムはInternational workshopの2部として行われた。この会議には招待講演者としてアメリカ2名、フランス、イギリス、ドイツから各1名、この分野の世界最高の方々が出席され、A01,A02,A03班から関係者の方々がこれまでの研究成果を発表し、高い評価を受けた。この会議には外国からの参加者が20名あり、盛んに討論が行なわれた。迅速な研究成果および情報交換のためにニュースレターを5回、国際シンポジュウムのアブストラクトおよび名簿を1回発行した。レターには研究成果、および時間分割ラウエ実験報告が順次掲載され、毎号80ページにも及んだ。また、BL18Bを使った時間分割ラウエ実験を9月26日から10月31日までと12月13日から24日まで行なった。グループ間での研究者を含めた打ち合わせは公開シンポジュウム、各学会、PFでのビームタイムを利用して盛んに行なわれた。時間分割ラウエ法は放射光利用を必須とするので、ESRFで行なわれたBSR95などの国際会議にメンバーの方々が参加され情報収集をおこなった。保留により頂いた補助金で分子サイズ測定装置および冷却水循環装置などの購入を行い、研究の促進を計った。
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