研究課題/領域番号 |
05244105
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
坂部 知平 筑波大学, 応用生物化学系, 教授 (30022601)
|
研究分担者 |
渡邉 信久 高エネルギー物理学研究所, 放射光実験施設, 助手 (70212321)
神谷 信夫 理化学研究所, Springー8リング棟共同チーム利用系, 副主任研究員 (60152865)
雨宮 慶幸 東京大学, 工学部・総合試験所, 助教授 (70151131)
田中 勲 北海道大学, 理学研究科, 教授 (70093052)
佐々木 教祐 名古屋大学, 医療技短, 教授 (00022632)
|
キーワード | X線検出器 / CCD / 時間分割ラウエカメラ / 高速シャッター / 蛋白質結晶構造解析 / データ処理プログラム / ラウエ法 / カッパーゴニオメータ |
研究概要 |
時間分割ラウエカメラによるデーター収集システムの開発(坂部、渡辺、佐々木、神谷、宮原):ガルバノスキャナーを利用した高速シャッターが渡辺により試作された。すでにシステム評価をおえたので、利用研究に提供し、使い勝手の良くないところの改良などを行った。最終年度であるため成果のとりまとめに重点をおいた。成果の発表はアメリカで8月に行なわれた国際結晶学会において行われた。時間分割ラウエ法のData Processingのプログラム改良(東):反応の中間段階や反応が進行するにつれてラウエ斑点の形が崩れ長く伸びた形を取るようになる。従って時間分割ラウエ法を使った実験においてはこのようなデータ処理が必要性である。改良の結果このような状態のデータ処理が可能となった。CCDを用いた高感度X線テレビの開発(雨宮、坂部):カメラは当初考えていたイメージインテンシファイア-を用いると感度は極めて良く申し分ないがダイナミックレンジや磁気感受性、大型化に対して問題がある。これらを解決するものとして、アレイ化したCCDを用いたテレビ型高性能X線2次元検出器の開発がはじまり、1個のものについてはすでに性能評価が行われた。2x2アレイ化したCCDを用いたテレビ型高性能X線2次元検出器の製作を行った。この特徴はミリ秒オーダーで2画面を撮影できることであり、単色を用いるLOT法では全データを連続的に記録できるものでありシャッある。カッパーゴニオによる実験(田中):自動軸立ソフトを利用した実験を行った。
|