研究課題/領域番号 |
05245106
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
西川 治 金沢工業大学, 工学部, 教授 (10108235)
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研究分担者 |
宇佐美 誠二 横浜国立大学, 工学部, 教授 (40017877)
猪飼 篤 東京工業大学, 生命理工学, 教授 (50011713)
森田 清三 広島大学, 理学部, 教授 (50091757)
河津 璋 東京大学, 工学部, 教授 (20010796)
山口 豪 静岡大学, 工学部, 教授 (50013537)
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キーワード | 個々の原子 / トンネル物性 / トンネル顕微鏡法 / 電子分光法 / 国際コロキュウム / サテライト研究会 |
研究概要 |
本重点領域研究の目的は、原子的な高分解能を持つトンネル顕微鏡法と電子分光法の特性を生かして、個々の原子のトンネル物性の周辺原子の種類や配置による変化を明らかにする事にある。 この目的を達成するために、平成7年度には、下記の如く、シンポジウムを1回、国際会議を2回、総会を1回の合計4回の研究会を開催した。但し、シンポジウムは応用物理学会秋季学術講演会での表面薄膜分科会との協賛であり、第2回研究会は、平成7年9月末、横浜で開催された第9回国際個体表面会議のサテライト研究会である。更に、第3回研究会は平成5年及び6年度と同様、応用物理学薄膜・表面分科会との共催の国際コロキュウムであり、最終の第4回研究会のみが本年度唯一の本重点領域主催の総会となった。 シンポジウムでは、8名の研究分担者が研究成果を発表し、第2、3回の研究会では、海外の研究者も参加し、活発な討論が交わされた。従って、第2、3回の研究会では研究成果の発表が中心であり、第1回のシンポジウムと4回の総会では、最新の研究成果と共に、装置の改善・作製の進行状況等も報告された。猶、全ての研究会を通して、計画研究や公募研究に参加していない大学・企業の研究者も参加し、討論の活発化と情報交換の広範囲化が実現した。 第一回研究会 応用物理学会秋季学術講演会協賛シンポジウム 出席者数 :約200名 発表論文数:8編 第二回研究会 第9回国際固体表面会議のサテライト研究会 出席者数 :142名(内海外参加者:14名) 発表論文数:49編 第三回研究会 応用物理学薄膜・表面分科会との共催の国際コロキュウム 出席者数 :168名(内海外参加者:11名) 発表論文数:81編 第四回研究会 総会 出席者数 :55名 発表論文数:39編 平成7年度をもって公募研究は打ち切られるので、上記の研究会での研究成果報告に基づいて、評価班は、公募研究の分担者数名を平成8年度の計画研究の分担者として組み入れる事にした。
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