研究課題/領域番号 |
05246103
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
秋山 守 東京大学, 大学院・工学系研究科, 名誉教授 (60010732)
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研究分担者 |
成合 英樹 筑波大学, 構造工学系, 教授 (70134210)
井上 晃 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20016851)
飯田 嘉宏 横浜国立大学, 工学研究科, 教授 (90005299)
藤井 直之 名古屋大学, 理学部, 教授 (60011631)
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キーワード | 蒸気爆発 / 火山爆発 / 原子炉事故 / 非平衡 / エネルギー交換 |
研究概要 |
本重点領域研究では、蒸気爆発現象に係わる問題を整理して(1)蒸気爆発の発生環境、(2)蒸気爆発の素過程、(3)超高速非平衡熱流体科学、(4)蒸気爆発現象の評価法の4つの主要研究題目を設定し、これに対応した4つの研究班を組織し、平成5〜8年度の4年間にわたり研究を進め、多大の研究成果を上げてきた。本年度にはこれらの4年間の研究成果のとりまとめを行った。 本総括班は、2回の総括班会議と他の適当な機会を捉えての打ち合わせなどを通して、各研究班ごとのとりまとめの状況と関連の研究動向に関する情報交換と検討を行った。また、平成9年5月には3日間にわたり仙台において本総括班メンバーが中心となり、蒸気爆発に関する国際セミナー(International Seminar on Vapor Explosions and Explosive Eruptions)を開催し、本重点領域研究で得られた成果を発表して活発な討論を行った。このセミナーには重点領域研究参加者の他、国内の国公立研究機関、民間企業の研究者と海外から約20名の研究者が参加し、研究のとりまとめに資すべく密度の濃い議論が行われた。 以上のような情報交換と議論を踏まえて、4年間の総合的な研究成果をまとめ、研究成果報告書を作成した。これを基に研究成果報告書概要と同英文アブストラクトの作成を実施した。また、得られた研究成果を公表して広く活用していく方策を議論し、学術図書出版を念頭に置いて企画と構成を検討した。
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