| 研究分担者 |
菅原 一幸 神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (60154449)
伊東 信 九州大学, 農学部, 助教授 (40253512)
中田 博 京都産業大学, 工学部, 教授 (90113141)
岩森 正男 東京大学, 医学部, 助教授 (90110022)
飯田 静夫 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (00009987)
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| 研究概要 |
ヒトの癌関連抗原として注目されるN-グリコリルノイラミン酸(NeuGc)の発現を律速制御していると考えられるCMP-NeuAc水酸化酵素の解析を行い,ヒトゲノムからマウス水酸化酵素cDNAに類似の短い断片を増幅する事ができた.ヒト本酵素のcDNAの翻訳領域全域が明らかにできる可能性がでてきた.マウスb-1,6-GlcNAc転移酵素のゲノムの構築が明らかになった(鈴木).セラミド,スフィンゴシンの動態を解析し,GNAの複製の観点から解析した(飯田).糖脂質から糖鎖とセラミドを切断する酵素を使い,セラミド及びその代謝産物の細胞機能に及ぼす影響を解析した.本酵素の最近での分布を調べ,感染との関係を論じた.セラミドN-アシラーゼを同定し,糖鎖工学への応用を検討した(伊東).液性因子による糖鎖発現制御をプロゲステロンと硫酸転移酵素の発現制御を解析した(岩森).癌関連抗原糖鎖シアリルルイスAを持つ糖蛋白質を精製し,構造を解析した.ムチン型糖蛋白で,MUC2であると考えられた.この糖蛋白共存下に血管内皮細胞を培養すると,E-セレクチンの細胞表面での発現時間が延長した(中田).細胞増殖・細胞認識に係わるプロテオグリカン糖鎖の延長制御の機序を解析し,新しい酵素a-GaINAc転移酵素を発見した.さらに,コンドロイチン硫酸鎖の繰り返し2糖合成に関与するb-GalNAc転移酵素の同定を行った(菅原).糖鎖の認識分子であるビトロネクチン(ヒト・ブタ)の糖鎖結合部位,糖鎖の構造を解析した.ブタのcDNAをクローニングした(松本).
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