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1993 年度 実績報告書

5〜7歳期の超未熟児・極小未熟児の教育機関への適応に関する縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05301013
研究機関東京学芸大学

研究代表者

若葉 陽子  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20014730)

研究分担者 須藤 香保利  埼玉県立小児医療センター, 精神科, 臨床心理士
岩瀬 泰子  埼玉県立大宮小児保健センター, 機能訓練部言語外来, 聴能訓練士
浜野 晋一郎  埼玉県立小児医療センター, 神経科, 医員
奈良 隆寛  埼玉県立小児医療センター, 神経科, 医長 (80180537)
大野 勉  埼玉県立小児医療センター, 未熟児新生児科, 医長
キーワード超未熟児 / 極小未熟児 / 縦断的研究 / 5〜7歳期 / 教育機関への適応 / 神経学的検査 / 言語検査 / 知能検査
研究概要

本研究では、縦断的に5歳時から7歳時を対象に、未熟児の新生児期の医学的情報を参考にしながら神経学的発達、知的発達、言語発達を評価した上で、幼稚園、保育園や小学校への適応状態を明かにしようと考えた。
本年度は3年間の研究の初年度に当たり、既に立案した研究計画に従って研究を行った。S県小児医療センターに入院した経歴を持ち、その後の追跡が行われている出生体重が1500g未満の未熟児60名を対象に5歳時点での検診を行う旨の連絡をし、検診に応じた対象児に順次、1)神経学的検査、2)発達検査、3)知能検査、4)言語検査、5)家庭環境の調査、6)幼稚園・保育園への適応の調査を30名に行い、現在も実施中である。また、小学校における適応を調査するための資料収集および文献収集を行った。
神経学的検査では、A神経学的徴侯(片足立ち、閉眼起立テスト、上肢回内回外テスト、継足歩行など)、B神経心理学的検査(描画、ことばの復唱など)、C soft neurological signなどについて検討した。この結果は現在集約中である。
発達検査は、乳幼児精神発達質問紙(3-7歳)を実施し、知能検査はWPPSI知能診断検査を実施した。前者ではDQが90以下の者が14%で、後者ではIQ90以下の者が56%であり、健常児の一般的な結果に比べ遅れがみられた。
言語検査では、A ITPA言語学習能力診断検査、B構音器官の運動機能、C続き絵の説明、D母子自由遊戯場面での発語を検査および観察した。ITPAではPLQが90以下の者が39%で、やはり健常児の一般的な結果と比べて遅れがみられた。B、C、Dについては、発語等を分析中である。
幼稚園・保育園への適応については調査を継続中である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大伴潔、若葉陽子: "健常5歳児における言語能力の検討" 特殊教育研究施設報告. 43. 9-16 (1994)

  • [文献書誌] 若葉陽子、大伴潔他: "低体重出生児の言語発達(1)-修正12ヵ月時における言語発達の様相-" 第38回日本未熟児新生児学会抄録集. 168 (1993)

  • [文献書誌] 大伴潔、若葉陽子他: "低体重出生児の言語発達(2)-修正24・36ヵ月時における言語発達の様相-" 第38回日本未熟児新生児学会抄録集. 168 (1993)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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