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1993 年度 実績報告書

健康障害のリスクファクターとしての「行動様式」の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05301015
研究機関早稲田大学

研究代表者

上里 一郎  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50034559)

研究分担者 西村 良二  広島大学, 総合科学部, 助教授 (10122722)
根建 金男  早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (20156160)
末松 弘行  東京大学, 医学部, 教授 (10038739)
佐藤 豪  札幌医科大学, 医学部, 助手 (90150557)
杉山 善朗  札幌医科大学, 医学部, 教授 (50045332)
キーワードリスクファクター / ライフスタイル / 心理アセスメント
研究概要

本年度は各グループの分担する課題について,模索的な研究をおこさない次年度の研究の基礎資料を得た。
1.中枢神経機能による心身症の行動特徴の検討(札幌グループ)
心身症の患者(82名)を対象に,ドーパミン作動系の機能,JAS,TPI,MMPI,などを測定した。ついで,ドーパミン作動系の機能をもとにResponderとNonresponderにわけてその特徴を分析した。(学会誌へ掲載)
2.神経性食思不振のライフスタイルの検討(東京グループ)
神経性食思不振(26名)と健康な大学生とを対象にライフスタイルの検討を行ない,その特徴をあきらかにした。(学会誌へ掲載)
3.「行動様式」を測定するための尺度の開発(広島グループ)
「行動様式」を測定する尺度の開発にとり組み,大学生を対象に尺度を構成した。現在は,信頼性と妥当性の検討を続けており尺度として利用できる見込みである。(投稿済み)

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 佐藤 豪: "ドーパミン作動系機能を手がかりとした心身症の心理行動特徴測定の試み" 心身医学. 34(2)(印刷中). (1994)

  • [文献書誌] 上里一郎: "疾患と行動様式との関連性,発病予防のための認知行動療法の研究" 喫煙科学研究財団研究年報(1993). 846-857 (1993)

  • [文献書誌] Sugiwaka,H.etal: "Irrational belifs and images of body types in adolescent student and eating disorders" J.Health.Psychol.,. 2,. 54-63 (1993)

  • [文献書誌] 小沢唐司 他: "SSTを活用した総合的援助の試み" カウンセリング研究,. 26(2). 156-162 (1993)

  • [文献書誌] 根建金男: "認知行動療法による対人関係の問題の治療" カウンセリング研究,. 26(1). 65-74 (1993)

  • [文献書誌] 上里一郎(監修): "心理アセスメントハンドブック" 西村書店, 577ページ (1993)

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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