研究課題/領域番号 |
05301059
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
独語・独文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
池内 紀 東京大学, 文学部, 教授 (70083277)
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研究分担者 |
平野 嘉彦 京都大学, 総合人間学部, 教授 (50079109)
石光 泰夫 東京大学, 教養学部, 助教授 (60093366)
松浦 純 東京大学, 文学部, 助教授 (70107522)
浅井 健二郎 東京大学, 文学部, 教授 (30092117)
柴田 翔 東京大学, 文学部, 教授 (00011312)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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キーワード | 批評 / モデルネ / ポストモダン / 文献学 / ベンヤミン / 身体 / 啓蒙の弁証法 / ボ-ト・シュトラウス |
研究概要 |
研究の目的は(1)各時代の批評意識を再検討し、(2)その作業を通して私たち自身の批評意識を自覚的に吟味しなおし、(3)暦が変わった時代の新たな〈批評〉意識の確立に寄与することにあったが、以下二つの形態においてこれを達成した。 (I)五月及び九月に行われた、第十四次研究会から第十八次研究会の研究会を通じ、多岐にわたる知見を明らかにした。時代的にはモデルネ及びポストモデルネが中心となったが、それ以前の批評の伝統も顧みられた。具体的には以下の通りである。 -ノヴァーリスを題材にしてのロマン派の批評の検討。 -ドイツ文献学の伝統と批評との関連。 -カフカの文学から見た、「文学であること」と「文学を生み出すこと」という批評のトポス。 -ベンヤミンの批評文学をてがかりとした身体と批評との関係。 -二十世紀ドイツの代表的批評文学、ホルクハイマー・アドルノの「啓蒙の弁証法」の再検討。 -ドイツで物議をかもしたボ-ト・シュトラウスの「膨れ上がる羊の歌」から見た「パフォーマンスとしての批評」。 -ポストモダンの時代における批評のありかた。 (II)下半期には、昨年度の研究成果と今年の上に述べた研究成果とを、再検討を加えた上で、論集にまとめ刊行した。
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