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1993 年度 実績報告書

情報化社会における新しい学力観の育成を図る指導法に関する日米共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 05301094
研究機関筑波大学

研究代表者

能田 伸彦  筑波大学, 教育学系, 教授 (80020121)

研究分担者 大谷 実  筑波大学, 教育学系, 助手 (50241758)
関口 靖広  筑波大学, 教育学系, 助手 (40236089)
杜 威  筑波大学, 教育学系, 助手 (30240683)
礒田 正美  筑波大学, 教育学系, 講師 (70212967)
清水 静海  筑波大学, 教育学系, 助教授 (20115661)
キーワード学力観 / 共同研究 / computer / 日米共同研究 / 開いた問題
研究概要

国際会議〔PME17〕のDiscussion Groupで『オープンな問題の活用を通しての数学の授業の活性化』を話しあった。つまり、新しい学力観のもとで学校教育は今日の社会情勢からの要請に応えるとともに、明日の社会への発展に寄与するものでなければならない。ここで解明することは、問題の内容と生徒の理解や定着を図るための変数の確定と、それら変数間の最適化を図るための評価基準を決定することである。そして、この研究の特徴は、従来からある答えが一意で固定化した『閉じた』問題とここで主張する『開いた』問題との間に存在する巾を特定するところにある。
ここでは、従来から用いられている問題の構成条件と不適切な問題から適切な問題に修正する手続きでもって、下の線分OC上で問題のオープンさの程度で分類を行う。
ア.条件不足な問題や条件過剰な問題からの観点から
イ.解決過程の多様な問題や解決過程を洗練する問題からの観点から
ウ.抽象化したり、発展化したりする問題との観点から
エ.その他の観点で、今までにない新しいアイデアの問題がある。例えば、これまで例外として処理されていた特異な解を持つ問題の条件や変数をリスト・アップし、Computerで操作し、シミュレーションすることにより新しい問題と解法の多様な世界を開発することができるであろう。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] N.NOHDA: "Teaching and Evaluation Using Open-ended Problom." ZDM(ドイツの数学教育の雑誌). 1-10 (1994)

  • [文献書誌] N.NOHDA: "Study of effective Computation in Math Education" 日・中・米問題解決研究. 1-15 (1994)

  • [文献書誌] N.Nohda: "Mental Computation Performance and Steategy" Journal for Research in Math education. 25-2. 4-27 (1994)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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