研究課題/領域番号 |
05301099
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
佐藤 年明 三重大学, 教育学部, 助教授 (80162452)
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研究分担者 |
永田 英治 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (20164428)
三石 初雄 福島大学, 教育学部, 助教授 (10157547)
飯島 敏文 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (80222800)
八木 英二 滋賀県立短期大学, 教授 (30071278)
木全 清博 滋賀大学, 教育学部, 教授 (40142765)
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キーワード | 生活科 / 低学年教育課程 / 合科的教材 / 合科・総合的単元 / 遊びと学習 / 活動の指導 / 自然認識形成 / 社会認識形成 |
研究概要 |
新学習指導要領実施第2年度における各地の学校での「生活科」の実践について資料を収集し、授業実践のビデオテープによる記録と分析を行なった。授業を参観した学校は、川越南小・小川郷小(三重県)、長法寺小(京都府)、滝川小(大阪府)、その他である。 1993年11月25日には合同で京都府長岡京市長法寺小学校の生活科公開授業を参観し、その後翌26日にかけて京都市内において、研究代表者、研究分担者8名中7名、研究協力者2名が参加して合宿研究会を行なった。研究会では、科研費交付以前から継続的に行なってきた低学年社会科教育実践史に関する共同研究の経過報告、生活科実践の実施状況や新しい教育課程の開発動向の報告、合科的教材の開発に関する提案、合科・総合的単元の分析枠組の提案、等の研究報告が行なわれた。また、それらの研究報告をふまえて研究代表者が今後の共同研究の計画について提案し、「教材開発チーム」「指導論研究チーム」の2グループが並行して共同研究を進めることにした。この報告書提出直後の3月12〜14日には福島市において第2回の合宿研究会を行ない、その後の研究成果を交流する予定である。 なお前述した低学年社会科教育実践史に関する共同研究の今年度における成果は、1993年10月9〜10日に広島大学で開催された全国社会科教育学会第42回研究大会において、「初志の会の低学年社会科実践の検討(I)」(八木・木全・佐藤)「同(II)」(森脇、及び研究協力者の長谷川豊・江間史明)と題して共同発表を行なった。
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