研究課題/領域番号 |
05301101
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
井上 尚美 創価大学, 教育学部, 教授 (20014748)
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研究分担者 |
大熊 徹 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (40152087)
岩永 正史 山梨大学, 教育学部, 助教授 (00223412)
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
藤岡 完治 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (90030048)
浅田 匡 神戸大学, 発達科学部, 講師 (00184143)
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キーワード | 国語科教育 / 授業モデル / 教師の思考過程 / 子どもの思考過程 / 教材分析 / 授業分析 / 情報補足 |
研究概要 |
本年度は、毎月1回程度の研究会を開催し、実験的国語授業を行うために、教材の選定、補足すべき情報のあり方を検討してきた。その結果、情報補足という概念のあいまいさが問題となり、その明確化が求められた。 さらに、当初の計画では、Visual Testingの予備実験のためのパイロット的な授業を行う予定であったが、授業担当者の方から制御不可能な要因が多数指摘された。以上のことから、まず基礎研究として調査を実施するように計画を変更した。 調査研究は、挿絵の有無、課題文の有無など情報補足要因によって4グループに分けて実施し、現在データを分析中である。これによって、情報補足あるいは情報提示の様式と子どもの理解に関して重要なデータを得ることができると期待される。 平成6年度においては、調査結果にもとづいて複数の教師による授業を実施し録画を行い、評価をする。この評価は、子どもが教材内容をどのように理解しているかを探索的に調査するだけにとどまらず、教師の指導意図にしたがった子どもの理解過程を明らかにすることを目的とする。研究方法としては、Thinking Aloud法、及びインタビューを行う。 一方、国語教育分担者は教材解釈及び情報補足のあり方を検討し、一つのプロトタイプを提案する。そして調査結果とこれらとを比較しながら、教師教育のプログラムを提案する。
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