研究課題/領域番号 |
05301110
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
佐藤 三郎 流通科学大学, 商学部, 名誉教授 (50046702)
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研究分担者 |
西尾 範博 , 講師 (90208140)
中留 武昭 九州大学, 教育学部, 教授 (20082901)
新井 郁男 上越教育大学, 教育学部, 教授 (30000061)
石坂 和夫 国立教育研究所, 教育指導部教育課程研究室, 室長 (20099906)
中島 章夫 教育未来研究所, 所長
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キーワード | 日米教育比較研究 / 学校調査 / 学校の制度と内容 / (日本)アメリカ教育学会 |
研究概要 |
1.本研究は,科研補助金の追加交付であったため、取り急ぎあらためて研究体制を組んで平成5年度の研究計画を立て、実施するまでに時間的余裕が十充分ないまま開始された。申請書に書いたように、研究者は全員、(日本)アメリカ教育学会に所属しているので、追加交付が知らされた直後のアメリカ教育学会第5回大会後の時間を利用して、本研究に関する第1回打ち合わせを行った。2.本研究の目的は、申請書に明記したように、日米政府間合意に基づく日米教育協会研究会議の報告書『相互に見た日米教育の課題』(第一法規)に収録されたアメリカ側の日本教育に関する報告文及びその続編“Japanese Education Productivity"の中で示された日本教育への質問に対して回答することである。そこで、我々としては最初に、具体的にあげられたアメリカ側の質問項目を、研究分担者全員に割り当て、各自がそれに答える形で小論文を書いて平成6年3月末に書き上げることにした。3.第2回打ち合わせは平成6年2月5日に名古屋大学で開かれ、研究2年次の計画を念頭において具体策を協議した。(1)“Japanese Education Productivity"、アメリカ側報告書『日本教育の現状』(鈴木陽子訳)をそれぞれ数部購入。その他の文献を研究分担者の国研・石坂和夫氏のものを借りて必要箇所をコピーして配布した。(2)その他、分担者の求めに応じて文献や資料を購入中。(3)予定した教育現場でのヒアリング等のため、分担者が協力して現場と交渉中。全体の調整をして重点を決め、実施調査にかかる。(4)これに基づいて、前述した小論文を補強する。(5)2年次には地区ごとに分担者間で研究討論を行い、11月には全体集会を計画。(6)分担者はいろいろな機会に研究発表をしているが、代表者の方で正確に把握していない。
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