| 研究分担者 |
一瀬 孝 金沢大学, 理学部, 教授 (20024044)
梶谷 邦彦 筑波大学, 数学系, 教授 (00026262)
望月 清 東京都立大学, 理学部, 教授 (80026773)
草野 留 広島大学, 理学部, 教授 (70033868)
田辺 広城 大阪大学, 理学部, 教授 (70028083)
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| 研究概要 |
九回のテーマ別研究集会の企画開催と,本年度の研究成果の交換と来年度計画の情報交換をかねた,研究班全体研究集会を一回開いた.
この研究集会「微分方程式の総合的研究」1993年12月21日-23日(代表,岩崎敷久)では,磯崎洋(大阪大)神保秀一(北大)田島慎一(新潟大)らにより,数理物理学への関連分野(多体シュレヂンガー方程式,その他)について,三町勝力(九大)が古典的フックス型方程式の理論について,掘畑和宏が楕円型方程式とハルナックの不等式の応用について,それぞれ最近の結果と展望を語った.その他,微分方程式差分方程式の安定領域,周期解の存在や近似解法,非線型波動方程式,ハートリー方程式やバーガース方程式の漸近挙動や大域解,ドーベイ・スチュワート系やフーリエ積分作用素に関するもの,又抽象的半群の理論からみた微分方程式等について,九つの専門的研究発表も合わせて行った.
テーマ別研究集会は主として三つのグループに分類出来る.
1)地域性を生かしたもの 2)専門性を強く打ち出したもの 3)若い研究者の自主的活動.どの研究会においても活発な研究活動が行われていることを示す,新結果が議論された.
1)として
札幌偏微分方程式研究集会1993年8月5日-7日(代表久保田幸次提案者上見練太郎)
夏の偏微分方程式シンポジューム1993年9月5日-8日(代表提案岩崎敷久)
偏微分方程式仙台研究集会1994年1月26日-28日(代表提案島倉紀夫)
九州における偏微分方程式研究集会1994年1月26日-28日(代表提案中尾慎宏)
2)富山大学における微分方程式セミナー1993年7月13日14日(代表提案内藤学)
発展方程式研究会1993年11月25日-27日(代表提案相沢真一)
擬微分作用素と応用1994年3月28日29日(代表長瀬道弘提案岩崎敷久)
3)発展方程式若手研究会1993年7月25日-28日(代表小川卓克提案田辺広城)
超局所解析と古典解析1993年12月6日-8日(代表大鍛冶隆司提案岩崎敷久)
があげられる.
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