研究課題/領域番号 |
05302021
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
玉木 賢策 東京大学, 海洋研究所, 教授 (50188421)
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研究分担者 |
平田 直 東京大学, 地震研究所, 助教授 (90156670)
瀬野 徹三 東京大学, 地震研究所, 助教授 (10216567)
蒲生 俊敬 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (70143550)
末広 潔 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (20133928)
藤本 博巳 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (50107455)
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キーワード | 中央海嶺 / 海洋地球物理 / インド洋 / 熱水噴出 / 海底火山 / 海底地震 |
研究概要 |
総合研究としての本年度の研究実績は、以下の3点に集約される。 (1)白鳳丸インド洋中央海嶺研究航海を成功させた。平成5年7月8日から9月17日までの72日間の白鳳丸KH93-3インド洋中央海嶺研究航海(首席研究員:玉木賢策)に本総研の研究分担当のうち、藤本博巳、蒲生俊敬、平田直、笠原順三、日野亮太、石井輝秋が乗船し、精密地形観測、地磁気・重力観測、マルチチャンネル反射法地震波探査、屈折法海底構造探査、海底地震観測、岩石採取、熱水プルーム採取を実施した。これらの成果は、Preliminary Cruise Report(全300ページ)として、航海後ただちにまとめられた。現在、これをもとに、最終的なCruise Reportの印刷準備を行っている。また、本航海の成果は、平成5年9月24-25日に英国で開催された、インターリッジ国際シンポジウムでその概要が藤本博巳により発表され、各国の研究者から極めて高い評価を得た。本航海の成果は、平成6年12月に予定されている米国地球物理学会秋季大会においてインド洋中央海嶺セッションを玉木が主催し、本総研研究分担当による複数の発表を行う予定である。 (2)平成5年10月1-3日に伊豆稲取において、研究協力者を含めて27名の参加を得て、本総研の第1回総会を開催した。総会では、各研究分担者の中央海嶺研究へのとりくみ状況を総括し、今後の研究方針を検討した。 (3)平成6年3月20日-23日に仙台で開催される地球惑星科学関連合同学会において合同学会共通セッション「インターリッジ:中央海嶺の地球科学」を本総研グループが主催する。このセッションでは、本総研関係者により総数19の中央海嶺研究の成果が発表される予定である。
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