研究分担者 |
森本 俊文 大阪大学, 歯学部, 教授 (20028731)
古本 啓一 日本歯科大学, 歯学部, 教授 (50060398)
中田 稔 九州大学, 歯学部, 教授 (40014013)
三谷 英夫 東北大学, 歯学部, 教授 (50014220)
関根 弘 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (10085714)
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研究概要 |
平成4年度,日本学術会議咬合学研究連絡委員会が実施した“咬合に関する国民の意識"予備調査の分析結果を検討し,平成5年度咬合学研連シンポジウム(平成6年1月10日開催)において本研究の実施意図を含めて本研究代表者平沼が報告した。 その検討と平行して分担研究者は各担当分野より調査項目の抽出,調査項目数について数回に亘り討議を重ね,調整の上,調査表の作成を本年2月末に終了した。 この調査表は,A.中・高生,一般人.B.中・高生の父母.C.高齢者.を対象とした3種のもので,質問事項は咬合を“歯並び"“噛み合わせ"の2面より組み,Aは24問,Bは12問,Cはやや複雑な設問の6問とした。この調査表の完成により本年度の研究計画は予定通り終了することが出来た。 なお,平成6年度はこの調査表を用いて本格的な調査を実施し,分析を行なう。調査地域は宮城,東京,愛知,大阪,福岡の5地域とし,調査対象人員は約2,000名とし,遅くとも7月中に調査を行なう。集計処理は9月末に終了する予定である。以後,各分野より分析,検討を行ない咬合に対する国民の意識実態とこれに基づく保健指導の方策を策定し,発表したい。
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