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1993 年度 実績報告書

数学用語標準化の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 05306001
研究機関東京大学

研究代表者

岡本 和夫  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40011720)

研究分担者 藤越 康祝  広島大学, 理学部, 教授 (40033849)
細井 勉  東京理科大学, 理工学部, 教授 (30055305)
室田 一雄  京都大学, 数理解析研究所, 教授 (50134466)
飯高 茂  学習院大学, 理学部, 教授 (20011588)
楠岡 成雄  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (00114463)
キーワード数学用語 / 学術用語の標準化 / 数学用語データ・ベース
研究概要

数学用語標準化の調査研究の初年度に当たる本年度は、数学の専門諸分野の研究と初等中東教育を含めた数学教育、及び理学、工学、社会科学等他分野における応用、という観点から、研究分担者が中心となって、関連する用語の採録を開始した。現段階では昭和29年版の用語集に採録された数学用語を、アルバイトを雇用し、データ・ベース化を進め一応終了したところである。このデータ・ベースを基にして、各領域ごとに日本語及び英語の両方にわたり学術用語の採録を行っている。昭和29年版の「学術用語集」と比べて今回の改訂版はかなり大きなものとなることが予想されるが、収集採録する学術用語をだいたい一万語程度とし、準備を進めている。
次年度以降の研究の円滑な推進を図るため、研究協力者全員が数度にわたり一同に会し、編集方針及び細かい手順について意志統一をはかり、全体の方針を決定した。また、分野ごとに検討を進めるため、日本数学会の年会、総合分科会の機会を利用して数学会の会員の理解と協力を求める一方で、研究分担者あるいは必要に応じて各分野の専門家を各大学に派遣し資料の収集に努めた。さらに、日本数学会の各分科会の代表者及び全国主要大学の数学教室の代表者を一同に集めて会合を開き、全体計画について、概略の了解を得た。
現地点での具体的な作業は順調に進んでいる。基本的な問題として、用語の採録にあたり、とくに物理学、統計学、情報科学との関連において、どの様な規準で取捨選択するか、ということが現実的問題となった。この点については、本科学研究費の研究班のもとに、各専門ごとに小委員会を作り、現在鋭意検討を進めている。

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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