研究概要 |
第一年次に開発したソフトウェアおよびデータベースを利用して「科学研究費補助金研究者名簿」(300,000件)および「審査委員名簿」(約7,200件)、および「学術研究動向の分析(申請)データ」(約160,000件)などの分析処理を行い、各種の集計表、分類表を出力した。その結果から、さらに第二次、第三次の分析処理のための二次的データベースであるサマリ-・ファイルを作成して、よりマクロな分析を行った。そのため、大量の中間ファイルの作成と維持、中間集計表のプリントアウト等が出力される。中間結果をその都度、評価しながら集計および分析方法を検討するという試行錯誤的な運用を行った。 平成5年度には、第一着手として当初計画に基づく基本的かつ標準的な集計・分析システムの開発と運用を図り、その進行過程を評価しつつ、第一年度の成果とした。その結果、第一年度の成果になお付加すべき評価分析事項のあることが判明したので、平成6年度に第二年次として評価分析を継続した。 平成6年度(第二年次)の成果である学術研究動向の分析にかかわるデータについては、統計処理、グラフ表示などの手段により評価分析を試みた。
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