研究課題
基盤研究(A)
この研究は、国立教育研究所科学教育研究センターの全員が研究分担者となり、数学・理科の教師教育の在り方や望ましい指導方法などを大学、各県教育センター、学校現場などで実地研究調査を重ねてきた。本年度はそのまとめの年にあたり、これまでの研究成果を踏まえて、研究の集約を行った。その過程で、各県の教育センターの理科教育の現状と今後の研修の在り方についての会合を持ち、それらから得られる課題を言及し今後のあるべき方向を示唆すること、各県センターおよび大学教官が行っている教員研修・養成講座をまとめ、その傾向を探ることなどが話題にされた。また、教員研修としての野外学習の在り方など多岐にわたる研究、さらに児童・生徒の教科に対する意識を調査分析し、それらを報告書にまとめた。それらの成果は、以下の報告書に掲載されている。これらは、数学・理科教育の健全な発展のための基礎資料となるものと期待している。1、「数学・理科の教員研修の現状と改善」2、「教科に関する児童・生徒の意識」3、「数学・理科の教師教育の開発に関する研究」