研究課題/領域番号 |
05401026
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石上 英一 東京大学, 史料編さん所, 教授 (40092134)
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研究分担者 |
横山 伊徳 東京大学, 史料編さん所, 助教授 (90143536)
近藤 成一 東京大学, 史料編さん所, 助教授 (90153717)
加藤 友康 東京大学, 史料編さん所, 助教授 (00114439)
保立 道久 東京大学, 史料編さん所, 教授 (70092327)
桑山 浩然 東京大学, 史料編さん所, 教授 (90013268)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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キーワード | 日本史データベース / 古文書目録データベース / 古文書画像データベース / 維新史料綱文データベース / 大日本史料綱文データベース / 古記録フルテキストデータベース / 大日本史料索引データベース / 中世記録統合索引データベース |
研究概要 |
1 東京大学史料編纂所の歴史情報データベース作成グループは、史料編纂所歴史情報処理システム(SHIPS)を開発し日本前近代史研究の基幹データベースの開発・公開を進めてきた。本研究は、1994年2月に稼働開始した新電子計算機システムの上に、新コンピュータ環境に対応し、かつ全国の前近代史料をインデックス・フルテキスト・画像など多様な形態で統合処理する新歴史情報データベース統合システムを構築することを目的とする。 2 多様なデータ形態の統合と史料の統合管理 (1)画像データベース・マイクロフィルム画像情報と文字列データの統合を、古文書目録データベースと古文書画像データベース、維新史料綱要データベースと「大日本維新史料稿本16mmマイクロフィルム版集成」において実現した。 (2)架蔵CDプログラムの開発により世界的な文書の標準的階層的管理方式に対応する史料階層管理コード体系を備えることができた。 3 新しいコンピュータ環境、ネットワーク環境への対応 (1)史料編纂所WWWホームページと歴史情報anonymousFTPのリンクによりInternet環境の進展に対応するデータの実験公開を行った。(2)ワークステーション上のフルテキストシステム(Future/Happiness)に大日本史料綱文データを搭載するなど、オープンシステム化を推進した。 (3)DOSファイルから汎用機へのネットワーク上からのバッチ入力プログラムを開発した。 4 データベース構築と公開の推進 (1)SHIPSのシステム改良、史料目録システム・架蔵CDシステム等の新システム開発を行い、目録データ・インデックスデータ・フルテキストデータ・画像データなどの多様なデータの統合の基盤を確立した。 (2)SHIPSデータベースの古文書画像データベース、古記録フルテキストデータベース、中世記録統合索引データベース、大日本史料索引データベースなどのデータ入力を進め、データベース公開の準備を進めた。 (3)古文書目録データベースの学術情報センターへの提供のためのプログラム開発を行った。古文書目録データベースは1995年度よりNACSIS-IR KOMONJOとして公開された。
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