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1993 年度 実績報告書

河川流況の変動が閉鎖水域の物質循環に与える影響とその管理

研究課題

研究課題/領域番号 05402057
研究機関東京大学

研究代表者

中村 良太  東京大学, 農学部, 教授 (10011991)

研究分担者 久保 成隆  東京大学, 農学部, 助手 (40134506)
キーワード閉鎖水域 / 濁水長期化現象 / 富栄養湖 / 水質タンクモデル / 鉛直一次元モデル
研究概要

本年度は、主として三重県の安濃ダムを対象として、ダム貯水池の濁水長期化現象を現地観測と、鉛直一次元モデルによって解析し、濁水軽減法について検討した。
1993年9月9日の14号台風は、津市を直撃し、津市上流域に位置する安濃ダムでは、時間降雨100mmを超す豪雨に見舞われた。このため、安濃ダムには、200年確率を越える流量の高濃度の濁水が流入した。安濃ダムに対しては、既に、以前から観測体制を敷いていたので、この洪水を捕捉し、洪水時の流水の採水に成功した。また、その後も継続して、湖中水や流入水を採水し、水質の分析をおこなった。
一方、気象・水文データから、湖中の水の濁水の流動をシミュレーションモデルによって再現し、放流水の濁度を予測し、またその後は得られたデータと比較・検討した。このモデルによって放流水の濁度を軽減した場合の効果を検討した。軽減方法としては、ダムを迂回する放流水路による方法や、湖中に濁水防止膜を張ってダム放流口への流入をくい止める方法などが考えられる。
なお、滋賀県の愛知川上流の永源寺ダムにおいても、3年前にダムが長期にわたって濁り、下流へ濁水を放流し続けたことがあるので、現地に赴き、その時の資料を収集し、対策方法などについて議論した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 梶原 晶彦: "ダム貯水池の濁水長期化現象とその軽減の可能性" 応用水文. NO6. 51-57 (1994)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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