研究概要 |
24本のトロイダルコイルと4個のバ-ティカルコイルを作成し低アスペクト比トカマクを完成した。トロイダルコイルのセンターポスト部は直径8mmの銅材のまわりにMgOを厚さ1mm、ステンレスのシース厚さ1mmを配した直径12mmのMIケーブル24本の外側に厚さ1.5mm、幅35mmのオーミックコイル50ターン巻き、さらにその外側に厚さ5mmのアルミ合金を被せたシェルからなる。オーミックコイルとトロイダルコイルの通電試験を終わり、シェルとリミターをとりつけ、プラズマを点ける段階に到達した。トロイダル磁場2kGで、20-40kAのプラズマ電流が期待されるが、200kAにあげるために、Helicity Injectionを行う予定である。当初の研究テーマは、低アスペクト比トカマクのMHD安定性、到達縦長度があげられる。 以下に、装置のパラメターを記す。 主半径:42cm、従半径:36cm, アスペクト比:1.2、縦長度:2.0、 トロイダル磁場:2kG,コンデンサ電源:130kJ, 真空容器:直径1.8m、高さ1.6mの円筒型、材質SUS310S, 厚さ上下15mm、外側8mm
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