研究概要 |
1.2,6‐位の置換基が異なる光学活性ジヒドロピリジン類の不斉合成. 1‐1.(R)‐Nilvadipineの不斉合成を従来のジポムエステルの不斉加水分解で得られる誘導体を用いて選択的ブロム化後、順次ニトリル体に導き、(R)‐Nilvadipineを合成した。類似の化合物NB818の絶対配位を決定した。 2.酵素適合官能基を持たないヒダントイン系の光学分割にPOM法を用いて成功した。 3.光学活性1,4‐ジオール体の不斉分割を検討した結果、2,5‐ヘキサジオール体(メソ、ラセミ混合物)より立体選択的に各異性体の合成に成功した。 4.トコフェロール類縁体MDL‐73404の不斉分割に成功した。
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