研究課題/領域番号 |
05404071
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
渡邊 達夫 岡山大学, 歯学部, 教授 (20034176)
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研究分担者 |
梶浦 靖二 岡山大学, 歯学部, 助手 (60243482)
山本 龍生 岡山大学, 歯学部, 助手 (20252984)
市川 博之 岡山大学, 歯学部, 助教授 (20193435)
杉本 朋貞 岡山大学, 歯学部, 教授 (50135729)
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キーワード | 歯肉血管内皮細胞 / 敷石状形態 / von Willebrand factor / 蛍光標識 acetylated LDL / 分離 / 同定 / 96穴プレート |
研究概要 |
1.ヒト臍帯血管内皮細胞の培養法の追試ができた Jaffeらの方法によりヒト臍帯から血管内皮細胞を分離した。これにより、臍帯内皮細胞を歯肉内皮細胞に対するコントロールとして使用することが可能となった。 2.血管内皮細胞の同定 形態学的観察、von Willebrand factorの証明、蛍光標識acetylated LDLの取り込みの三方法により、ヒト臍帯の血管内皮細胞が同定できた。 3.ヒト歯肉血管内皮細胞の分離・同定 (1)ヒト歯肉を2〜3mmの小片に切り、0.5%コラゲナーゼで37℃、1時間インキュベート。 (2)20%FBS含有培養液中で軽く擦過し、内皮細胞を遊離させた。 (3)線維芽細胞など他細胞の混入を防ぐ目的で、96穴プレートを使用し、1穴に1コロニーが入る様に細胞浮遊液を希釈しプレートに播種した。 (4)形態学的に内皮細胞と思われるコロニーを継代していき、上記三方法により同定した。 4.最適培養条件の決定(計画中) 今後、歯肉血管内皮細胞の増殖に最適な血清濃度、成長因子などを検討していく予定である。
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