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1993 年度 実績報告書

37チャンネル生体磁気計測システムによる大脳聴覚野,体制感覚野の3次元局在の解析

研究課題

研究課題/領域番号 05404074
研究機関東京大学

研究代表者

四元 秀毅  東京大学, 医学部(病), 講師 (10134545)

研究分担者 湯本 真人  東京大学, 医学部(病), 助手 (30240170)
宇川 義一  東京大学, 医学部(病), 助手 (50168671)
平松 謙一  東京大学, 医学部(病), 助手 (50218814)
大久保 昭行  東京大学, 医学部(病), 教授 (20010423)
キーワード生体磁気 / 大脳聴覚野 / 体性感覚野 / SQUID
研究概要

聴覚,および体性感覚の刺激装置の開発
磁気測定系に干渉しない感覚刺激呈示システムとして,聴覚系,および体性感覚系の刺激装置を開発した。
健常者における聴覚・体性感覚の機能局在の検討
健常者を対象として,新たに開発した聴覚および体性感覚の刺激装置による反復刺激を行い,これにより大脳に誘発される磁界をMRI上に表示した。さらに,これらの結果を従来の脳波法による聴覚・体性感覚刺激の誘発電位の結果と対応させ,脳磁図検査法における最適の刺激条件およびデータ採取条件を設定した。
以上,本年度の研究で,臨床応用が可能な刺激誘発磁界の測定系がほぼ完成した。本刺激装置によって得られた誘発磁界はアーチファクトの混入も少なく,計測磁界から計算で求めた局在推定結果の再現性も高い。
現在,この系を健常者における感覚の機能局在を検討中であり,さらに次年度(平成6年度)はこれを用いて各種疾患に関して聴覚,体性感覚の異常について検討し,本法の臨床検査法としての有用性を検討する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Uesaka,Yoshikazu,et al: "Giant somatosensory evoked magnetic field in patients with myoclonus epilepsy" Electroencephalography & clinical Neurophysiology. 87. 300-305 (1993)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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