研究概要 |
1.パーリデータベースの構築 研究代表者と分担者は、Association for Pali Text Inputting(=APTI,代表江島惠教(本研究分担者)の活動を通じて、データ入力と、校正作業を継続した。APTI会員は本年10年増加して36名に達した。本年度実績は下記のとおり。 (1)校了テキスト:Udana,Thera-theri-gatha. (2)校正中テキスト:Cullaniddesa,Petakopadesa,Dhammasangani. (3)入力テキスト:Khuddakapatha,Mahaniddesa,Patisambhidamagga,Buddhavamsa,Milindapanha,Vibhanga,Paramatthajotika II,Atthasalini. 2.データベース作成マニュアル 4種のマニュアルを作成した。(1)「APTIへの誘い」(2)「RECOGINITA PLUS使用法」,(3)「OCRデータ処理手順」,(4)「インド学研究とコンピュータ利用」。 3.サンスクリットデータ処理システム ほぼ完成した。 4.研究用プログラムの開発と研究 韻律分析プログラムは高島淳助教授(東京外国語大学)の協力によってほぼ完成した。 これを利用した研究論文1篇を発表した。(裏面「研究発表」参照)
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