研究課題/領域番号 |
05451139
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
井上 光洋 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60016491)
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研究分担者 |
南部 昌敏 上越教育大学, 学校教育研究センター, 助教授 (90143627)
三浦 軍三 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00109141)
篠原 文陽児 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00113035)
児島 邦宏 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70014826)
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キーワード | アセスメント / 授業分析 / 授業研究 / 授業モデル / 授業行動 / シミュレーション |
研究概要 |
1.「教授行動の選択系列のアセスメント」と名称した授業研究および授業分析方法を開発し、ベテラン教師、斎藤喜博の指導の下で、授業実践されたいくつかの授業を模擬・復元することができた。 2.戦後民主主義教育の原点に立って教育実践をしてきた斎藤喜博は、独自の授業論を展開してきた。方法論的には、横口授業、介入授業、模擬授業、模擬授業への介入などを経験と実践のなかからあみだしてきた。横口、介入の行動は、授業者の教授行動への対案であるとみなし、ある教授行動の結果、つまり、子どもの反応・応答を予測し、別の教授行動を提案しており、「介入授業の記録」の分析から「授業行動の選択系列のアセスメント」という授業分析方法を開発し、これを、写真集「未来誕生」にある授業記録に適用して、授業の展開過程の枠組を模擬・復元することができた。この方法は、他の授業の分析、授業研究、授業改善にも適用でき、有効な授業研究方法であるとの知見をえた。
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