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1994 年度 実績報告書

コンピュータを利用した多人数授業の効果的展開法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05451144
研究機関立教大学

研究代表者

池田 央  立教大学, 社会学部, 教授 (00062563)

研究分担者 荒川 治久  立教大学, 社会学部, 助手 (10232042)
白石 典義  立教大学, 社会学部, 助教授 (60171039)
山口 和範  立教大学, 社会学部, 助教授 (60230348)
都築 誉史  立教大学, 社会学部, 助教授 (70207421)
岡太 彬訓  立教大学, 社会学部, 教授 (00062662)
キーワードコンピュータ支援授業 / コンピュータ評価システム / 授業運営システム / 教材・課題配布システム / 作品回収システム / 学生参加授業 / 班別学習 / 多人数授業
研究概要

新座校地におけるコンピュータ教室(NEC9801RS、162台)を利用して、平成5年と6年にわたって、主として社会学部1年生必修科目「情報処理概論」の授業におけるにおける教材開発と運営のシステム開発を行ってきたが、本年度は昨年度の手直しとそれを実際の授業に実施して、システムの実用性を確かめた。
まず、登録学生名簿の作成から始まって、授業前予備調査、それを基にした班別チーム編成固定座席システムの導入等の授業前準備システムの開発実施が行われた。また、毎回の授業における教材並びに学生各自に対する作業課題の配付システム、学生の出欠並びにコンピュータ使用記録システム、学生の課題作品、レポートの回収評価システムの開発実施が行われた。また、コンピュータを利用したドリル問題、復習用まとめのクイズ問題の作成と評価プログラムの開発試行も行われた。
教材開発としては、ワープロ学習、ビデオ学習、データベース作成と検索練習、統計ソフトの使用法と実際の調査データの分析、そしてそれに対する考案レポートの作成システム等の試行が行われ、学生に対するアンケート結果の分析も行われた。その詳細は研究報告書にまとめられているが、コンピュータ支援による授業は、学生にコンピュータに対する興味と技能を身につけさせるだけでなく、教授法としても旧来の大教室一斉講義授業では果たし得なかった学生参加の充実した授業を展開することが可能なことが示された。今後に残された課題はこの学生の膨大な授業履修資料の統合法を考え、各学生にフィールドバックして、各自の目標達成度水準を高めるための評価システムを開発することである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 都築誉史・岡太彬訓: "コンピュータ使用における心理的要因の分析" 応用社会学研究. No.37. 1-10 (1995)

  • [文献書誌] 池田央: "現代テスト理論" 朝倉書店, 200 (1994)

  • [文献書誌] 山口和範ほか: "VISVAL STAT" BNN, 239 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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