• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1993 年度 実績報告書

ハイパーテキスト、データベース技術の複合による文書整理とマニュアル整理への応用

研究課題

研究課題/領域番号 05452364
研究機関九州大学

研究代表者

島崎 眞昭  九州大学, 大型計算機センター, 教授 (60026242)

研究分担者 木實 新一  九州大学, 大型計算機センター, 助手 (70234804)
渡部 善隆  九州大学, 大型計算機センター, 助手 (90243972)
松延 栄治  九州大学, 大型計算機センター, 助手 (30199830)
佐藤 周行  九州大学, 大型計算機センター, 助教授 (20225999)
古川 哲也  九州大学, 大型計算機センター, 助教授 (00209165)
キーワード文書データベース / ハイパーテキスト / 連合データベース / ユーザインターフェイス / 部分型
研究概要

本年度の計画は、1.文書データベースの設計、2.プレーンテキストからのハイパーテキストの自動生成、3.ハイパーテキストシステムのユーザインターフェイス設計、4.プレーンテキストからテキストの構造の自動抽出である。各計画に合わせ、本年度は特に基礎的な理論の研究とサーベイを行った。具体的に1.については古川、木實による、特に連合データベースについて、各々独立したデータベースをデータの一貫性を保持して大規模にまとめるりろんについて成果をあげた。これは各々が独立にデータベースの構造を持つ文書を、さらにそれを単位としてデータベース化するための基礎理論として重要である。2.については佐藤が文書の持つ本来的なハイパーテキスト構造について単純でしかも強力なモデル(EDM)を提案した。ハイパーテキストシステムを構築する時にはリンクの張り方に注意しないと単なる無秩序なデータの塊になってしまいやすいことが従来から指摘されてきた。この欠点を解析し、ハイパーテキストシステムの構築に指針を与える理論としてEDMは重要である。プレーンテキストからハイパーテキストへの変換はこれを指針に行う予定である。3.については佐藤がユーザインンターフェイス構築に際して問題になる部分型の階層の構築について議論を整理した。具体的には構造的オーバーローディングによって陽に部分型階層を指定することで十分な議論が可能であることを示した。4.については渡部、松延を中心に原文書収集を続けており、2.の成果とも連携をとりながら基礎的な研究を継続して行っている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] S.Konomi and T,Furukawa: "Placement of Replicas Iucluding Replicated Derived Data" Proc.Iut.Sywp.Next Genevation Database Systems and Appls. 265-271 (1993)

  • [文献書誌] S.Konomi,T,Furukawaetal: "Super-Key Classes for Updating Matevialized Devived Classes in Object Bases" Proc,3nd Iat,Canf,Deductve and Object-Oriented Databases,LNCS. 760. 310-326 (1993)

  • [文献書誌] 佐藤周行: "ユーザインターフェイスプログラミングにみられる部分型システム のプログラミング言語への取り込み" 計算機科学研究報告. 11(to appear). (1994)

  • [文献書誌] 佐藤周行: "EDM-e文書モデル-テキストベース,ハイパーテキストのためのモデル" 電子情報通信学会技術研究報告SS93-31. 933. 1-8 (1993)

URL: 

公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi